2014年11月10日

遺骨ペンダントの修理

昨日、真っ暗に陽が落ちてから、お客様が雨の中やってきました。
ペンダントの修理を依頼されていました。

お父様のお骨を入れたガラスペンダント。
http://fglass.i-ra.jp/e745861.html

穴の部分を割っちゃって、100均の接着剤でつけたら、
変な風になっちゃって、、、


と、2週間ほど前に持ち込まれました。

接着剤は、瞬間接着剤だったようで、多量につけたため、
ガラスの接合部分からはみ出して、白くガビガビに。
しかも金具共々つけたので金具が穴の中で、曲がったままで
くっついてしまっています。

この接着剤が取れるかわからないので、もしもダメだったら、
お骨が入っている部分を使って、作り直しになります。

と、お伝えしてお預かりしました。

お父様には申し訳なかったのですが、
1週間、シンナーに浸けておきました。

それでもものすごく固かったのですが、力技で何とか外れました。
綺麗に洗浄して、ガラス用の接着剤で付けておきました。

遺骨ペンダントの修理

「え?どこが割れてたところか、分からない!」

と、大喜びで受け取り、お帰りになりました。


もうひとつ、預かっていた修理品がありました。

子供たちの保育園の先生だった方のお母様。
先生は、うちのガラスを、よく買ってくださったのですが、
お母様がそのひとつを割ってしまったそう。

「娘に叱られちゃって、、、」

と、持って来られました。

実はもう一人の娘さんである先生のお姉様のグラスを、
綺麗に修理したのを見て、
直せるかも!と思っていらっしゃったようです。

http://fglass.i-ra.jp/e732827.html

しかし、ここまで大きく3つに割れています。
接着はできるけど、見た目は割れたままですよ。
と、ご了承いただいて、付けました。

遺骨ペンダントの修理


やはり割れ目は残りますが、一応、元の姿には戻りました。

ガラスは、割れたら終わりですが、どうしても直したいと
思われる大切なものでしたら、
ダメ元で一度FAROへご相談ください。

直せるものは、破片がほぼ全て残っているものだと、良いです。

そして必ず、勝手にその辺の接着剤は使わないでくださいね!


以下、修理の実例をまとめます。

サッカーボールのトロフィーの修理
http://fglass.i-ra.jp/e472263.html

ランプの火屋の修理
http://fglass.i-ra.jp/e651331.html

ダイヤモンドのトロフィーの修理
http://fglass.i-ra.jp/e212213.html

アンティークランプの火屋の修理
http://fglass.i-ra.jp/e212032.html

欠けたグラスの修理
http://fglass.i-ra.jp/e732827.html



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