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2017年04月28日

由美画廊さん、ありがとうございました



今日で閉店だそうです。
9年ほどのお付き合いでした。

いや、緑屋の先生方が個展をされる時にもお邪魔したはず。
まさかその自分が、ずっとあとに展覧会をするとは、あの時思ってもみませんでした。

高校の友達と再会できたのも、由美さんでした。

http://faro.i-ra.jp/e23077.html

いつだったか、私の作品を見ながら話している時に、

『この作品は、本当に苦労してやっとできたから、手放すのは惜しい』

って言ったら、由美さんが

『そう思った時点で、作家はその作品以上のものを作ることが出来ないのよ。』

って、諭してくださいました。

長い間お世話になりました。
ありがとうございました。
  


Posted by FARO at 16:31Comments(1)心に思うこと

2017年03月12日

ミュージックサイレン



3月11日。

下の弟の誕生日です。

日本中が悲しむ辛い日ですが、彼がこの世に生を受けた輝かしい晴れの日でもあります。

今日がお誕生日の世界中の皆さん、
お誕生日おめでとうございます。(^-^)

どうか健康で、笑顔あふれる1年でありますよう。

14:46。

家族4人で黙祷しました。
終戦記念日は、その1分前に予めアナウンスが入って準備できるのに、3.11は唐突にサイレンが鳴ります。

だから、2時半頃からソワソワ。
45分ごろ慌てて仕事を中断し、自宅へ走りました。
3人は立ち上がり、どこが東か?と相談していて、次男は方位磁石を持ち出してクルクルやっているので

『いつも、月が出てくる方だよ。』

と言うと、

『あ、あっちか!』

と、向いたところでサイレン。

ウーーーーという音を聞いて目を瞑り、こうして4人揃って楽しく過ごしているこの瞬間は奇跡なんだと噛み締めていたのですが、ふと、

(なぜ、この音?)

と疑問が湧きました。
人を悼むのに、なぜこの不快な音なのか。

昨日、生まれ故郷の浜松の特集番組を見ていました。

その中で、ヤマハのミュージックサイレンのことに触れていました

浜松は、今でも不発弾が見つかるほど、空襲や艦砲射撃の被害が大きかった土地です。

戦後、ヤマハの始業、お昼、終業時間にはサイレンが鳴っていたそうです。

けれど、3代目の社長が、そのサイレンを聞く地域の方々が、空襲警報を思い出して辛いだろうから、サイレンで音楽が奏でられないだろうか?と提案し、実現したのが、ミュージックサイレンだと。

https://youtu.be/cGWgJLsg0BM

今でも鳴っているけど、もう修理は難しいようで、いつ消えてもおかしくない古い機械だそうですが、こんな風に聞く人のことを想う気持ちって、本当に素晴らしいなと感動したのです。

だから、黙祷がサイレンだなんて、悲しいなって。

ニュースで観たけど、被災地でもサイレンでしたね。
けどこれって、津波の時も鳴っていた音ですよね。
残された方々は、2度と聞きたくないと思う。

何かこう、もっとふさわしい音があるんじゃないかって。
そう思った3.11でした。
  


Posted by FARO at 00:06Comments(0)心に思うこと

2017年02月15日

ヤギーずの命日



山羊小屋と鶏小屋のある場所。

河津桜が、とても綺麗に華やかに咲き始めました。


ヤギーずを亡くしてから、1年経ちました。

http://fglass.i-ra.jp/e928064.html


あの日から、猟犬の鳴き声が川向こうを行く時、恐怖と怒りで身震いするようになりました。

今日は猟期のラスト。
朝から猟犬がワンワン吠える軽トラックが行き来しています。

彼らはこれからもずっと、犬を離して猟をするのです。

お墓参りに行きたいのですが、今日はハンターがたむろしているでしょう。
彼らの姿を見たくありません。

主人は、今日はバイトを終えたら出かけてしまいました。

泣いてばかりいた主人は、最近山羊を再び飼いたいと願っていますが、私は同じ苦しみを味わうのが怖いのです。
  


2016年10月03日

感謝の気持ちで満ち溢れているのです

昨日は、弓道の昇段審査の日でした。

今年は信じられないほどの忙しさでしたが、夏に審査を受けると決めてから、合間を縫って遠い道場へ通いました。

普段、私の的中率は低いので、最低1中が必須条件の四段受けは無謀でしたが、大好きな先輩と一緒に受けたかったのです

審査は学科もあります。
四段にもなると、内容が濃くなり、丸暗記した上で咀嚼しなくては回答できないような質問になります。

古めかしい言い回しと漢字の羅列の教本と格闘し、読み込んだお陰で学科は楽勝でした。

そこで、心の安定ということが、大変重要であると、延々と述べられていることに気づきました。

ここで、今回の審査の私のテーマは『陰性を払拭する』と決めました。




実は、直前にかなり精神的に参ってしまう出来事が、何度かありました。

まさか!こんなことが起きるとは、青天の霹靂だったので、ショックで死にたくなるほどでした。

泣いてばかりいましたが、数日で冷静に噛み砕き、対処できる心理状態に持っていけたのは、弓道のお陰だと思っています。


だから、昨日はみんなを笑わせ、周りで弱気を吐く人をひたすら励まし、『大丈夫ですよ』と声をかけ、いつも以上に笑顔でいることを頑張りました。
自分も、一度もネガティブな言葉を言いませんでした。

帰宅後の私の顔は、お陰でシワシワでした。( ;∀;)


実技の審査が近づき、控えの椅子に腰掛けたとき、目の前の参段審査の人たちが、めちゃくちゃ緊張しているのを見て思いました。

去年の私の姿です。

ああ、あそこから私はもっと多くのことを教わって、今ここに座っているんだと。

参段までは、入場して弓を引いて退場するのですが、四段からは、着物着用。
男性は肌脱ぎ、女性は襷がけしてからの行射です。

私は大前という、一番先頭で後4人を率いる重要な立ち順でした。
襷がけの時は、膝に載せた弓と矢が落ちる可能性が大いにありました。

そうなったら、みなさんに迷惑になります。

いろいろ思ってたら、ものすごい緊張してきました

そこへ、私の上腕を小突いてくる者が、、、
一緒に審査を受ける、春から弓道部に入った長男でした。
通りすがりに、ガッツポーズしていきました。
嬉しかったです。

長男によれば、私の襷がけは遅く、後の3人は既に終えていたそうです。

私の背後の先輩は、私に合わせて遅らせていてくれたと、後で彼女に聞きました。

私は結局2本とも外しましたが、彼女の1本目は、大きな音を立てて的に中りました。

それを聞いて、私は思わず微笑んでしまいました。
彼女の努力を、審査員のみなさんもよく知っています。
見事合格です。

終われば、私の先輩や仲間は、それぞれの段位でみんな合格していました。

息子も一発で、1級に合格でした。

私は不思議と、落ちて残念だという気持ちが全くないのです。
そもそも無謀でした。
けれど、受けてみてとても良かったと思っています。

周りのみんなを盛り上げてたと思っていたのに、実は私がみんなに支えられていたこと。

先生や先輩方、仲間達に多くのことを教えてもらえていること。

弓を通じて、多くの人と出会えていること。

こんな大切なことに気づくことが出来て、今、私の心の中は感謝の気持ちで溢れているのです。


  
タグ :弓道


Posted by FARO at 10:40Comments(5)心に思うこと弓道

2016年09月16日

全力投球


今日の夜中、発たなければならないのに、今まだ何も梱包できてない。

そこへ、22日のキャンドルナイトの取材が入る。
これは断れない、、、(╥_╥)
今さっき終えた。

今回の浜名湖アートクラフトフェアで、一番大事な『 クラフト大賞 』応募作品の窯入れを、昨日の夕方にするという、博打打ちのような私の度胸!

挑戦するのは、うまれて初めてのプラチナ彩。
温度は600度でいいらしい、、、とネットでの情報で、電気炉に拝んで窯入れ。( ̄▽ ̄;)

そんな状態なのに、熱上げ中に、高校で息子と弓の稽古。

温度管理に失敗したら、グラスも皿もヘタって崩れるのに!(@_@;)

帰宅後、スイッチを消し、今朝ドキドキで蓋を開けた、、、



やたっ!
ちゃんと金属っぽく焼き付いてる!
\(^o^)/

もう、私のすべきこと、すべてが最優先。
どれを削るか、選ばない。
家族にも負担かけてないと思う。
多分、、、( ̄▽ ̄;)

明日は無い命だと思って、すべてに全力をかける。

それが、今の私