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2015年01月24日

下戸が作る酒器 『雲水』

雪山に続いて浮かんできたのは、この形。



広く、おおらかに開く杯。

これもクリアな感じで表現したかったのですが、
どうしようかな~って。

ずっと実験してみたかった表現を試してみました。

オパールのような色を出したかったのです。

あーでもないこーでもないっていろいろ試して、ある日、
窯から出したら願っていたオパール色になっていました。




海や川で、波打ち際の水面がキラキラ輝いたり
揺らいだりしている様子を見るのが大好きです。

そんな様子が出せたかな~って思っています。



続く、、、

  


Posted by FARO at 08:00Comments(0)FAROのガラス作品

2015年01月23日

下戸が作る酒器 『雪山』

先日、恩義のある方から、オーダーが入りました。

ガラスのぐい飲みを、ある人に贈りたいから、
おまかせでいくつか作ってほしい、、、


贈る相手は、最近清酒のプロデュースをされたそうで、
続いてそのお酒に合うぐい飲みをどうしようという
ことになっているそうで、、、

万が一、その方が私のぐい飲みを気に入ってくれたら、
FAROの作品が売れるようになるかもしれない、、、


きっとそう考えて、私に頼んでくれたのだとわかります。

全部お任せで、、、って
一番キツイオーダーだけど、、、笑


ところで、、、大きな問題がもうひとつ。

私は身体が大きいだけでなく、態度もデカイので、
多くの方が酒豪だと思っているようですが、

全くの下戸

家系的にも下戸一家に育っております、、、
(あ、祖父はアル中だったけど、、、)

『下戸が作る酒器に良いものはない、、、』

と、いう方もいらっしゃいます。

そんな私が作っていいものかどうか?
しかし、頼んでくださった折角の想いを無にできません。

何日も何日も必死に考えて、そして手を動かし、壊し、
また試し、、、を繰り返して、ようやく4種類の酒器が
完成し、無事にお届けも完了しました。

ということで、それらを順にご紹介。


まずは、最初に浮かんだクリアのぐい飲み。

清酒は、霊峰をイメージしたラベルというのを知り、
雪山をモチーフに考えました。




あえて無駄な色は使わず、透明で凛としたものに
したいと思っていました。

まるでダイヤモンドのような影が浮かび上がりました。




頂上をどうするか?何度も作って悩んでいました。
最初は平らにしたのですが、最終的には
丸みを残したものに。




泡をらせん状にいれました。

伏せたとき、登山道のように見えるかな~って。


ここら辺で気付いてます??
これって、自立しないよね?って。


そうなんです。

「飲み干さないと、置けないぐい飲み」

なんです、、、

それはそれで昔からあるスタイルだって、ガラスの学校の
先生が前に話してくれたことがあるので、珍しくはないと
思うのですが、いかんせん、置く場所はどうしようか?と、、、

テーブルに転がしておくわけにはいかないしな~って
悩んでいたら、

『ぐい飲みの他に、冷酒のグラスの下に敷くお皿も
作ってほしい。』

と、追加で言ってくれて、(おお!それだ!)と。

いつも、『吉田類の酒場放浪記』で見てると、冷酒頼んだら
グラスからあふれるお酒を受けるあのお皿だ!

酒受け皿、、、っていうらしい。

ということで、それもこのぐい飲みに合わせたデザインに。




直径10センチくらい。




泡の渦巻き、、、吸い込まれそうでしょう?


んで、伏せて載せたら、あれ???




レモン絞り機みたい、、、笑


続く、、、


  


Posted by FARO at 21:55Comments(0)FAROのガラス作品

2015年01月20日

松崎町 船寄神社 弓まつり

昨日は、私が所属する松崎町の江南弓道会の射場がある、
船寄神社の弓まつりでした。

本来ならば、多くの弓愛好家の方々が集まって、それはそれは
盛大な射会が開かれるのですが、事情があって弓道会の
会員だけで開催しました。

まずは、地域の無病息災を願う祭典から、、、



会員と言っても、私を含めて5人ほど。
それに、平日だったため、参加できたのは4人
今までは、会の代表だけが社殿に上がっていましたが、
人数が人数なので、私も上がってお祓いをしてもらえました。

氏子のみなさん、区長さん達が玉串を奉納して、
祝詞が終わり、みな社殿から退席し、射場へ。



今年度の支部長のTさんによる矢渡が行われました。



放たれた矢は、見事的を捉え、それで祭典は終わり、
射会が始まりました。

内輪での射会になったのは、昨年弓道会の会長さんが倒れ、
射会を開くには会員も少なすぎるし無理だという
結論になったからです。

会長さんが居てくださっての、江南弓道会です。
要の会長不在では、運営さえままなりません。

5人立ちが基本なので、一人足らなかったのですが、
伊東から助っ人が現れて格好がつきました。

そのころ、私たちが待っていた会長さんが、奥様に
付き添われてやって来ました。

ちょうど、私たちが弓を引く位置に対面する形で
社務所の縁側に座った会長さんが、ずっと私たちの
様子を眺めていました。

私が弓道会に入ったきっかけは、新聞記事で、
この弓まつりの様子を読んだから
です。

会長さんは、会員が増えた!ととても喜んで、
弓の無い私のために弓を借りて来てくださったり、
とても親切にしてくださいました。

あちこちの射会に、友人のMさんと連れ立って参加するので
有名でした。

弓が大好きだったのに、突然、自由がきかなくなって、、、

今、私たちを見てどんな風に思っているだろうと、
切なくなるのと同時に、何くそ!って奮起して、またきっと
弓が引けるようになって欲しいと願いました。

とにかく寒い日で、めちゃくちゃ西風が吹いて、、、
まあ、毎年のことだけど、ガクブルで引きました。



取材の記者さん達も、あまりの少なさにギョッとして
できるだけ記事になりそうな写真を撮って早めに帰られたし、
他に誰も居ない分、緊張せずに引けて、私は単純に楽しめました。

ただ、5人で引くので、スコア付けから矢取りをしたら、
もう自分の立ち順、、、って感じで忙しかったです。

Mさんが、例年通り、賞品を用意してくれて居て!(@_@)
5人全員がたくさんの商品を貰って帰ることに。(笑)



私は、色的(アーチェリーみたいに、点数をつける)で、
ど真ん中の10点を当て、大関の称号をいただきました。(≧∇≦)



Mさんの奥様も例年通り、お昼ご飯を用意してくださって居て、
このおすし、めちゃくちゃ美味しくて大好きなんですが、
恐縮しながらも大喜びでいただきました。

会長の全快と、弓道会の会員がもっと増えるよう祈念して、
閉会となりました。

今日、静岡新聞さんと伊豆新聞さんに、記事が載ってました。



http://www.at-s.com/news/detail/1174160480.html

この記事を読んだ方が、弓道会に入ってくださると良いな〜


私はその足で、この間体験に来てくれた幼稚園の
お友達にガラスを届けに行きました。

園舎から私を見つけた3人は、急いで門まで走ってきて、
嬉しそうにグラスを受け取りました。

それから、私は伊豆長岡まで初稽古に行きました。

25日は、鵺払い祭が行われるそうで、鵺をみんなで
狙って矢を放つ行事があるそうで、練習してました。
安土に鵺の絵を貼って、みんなでやっつけるんですって!



まだ見たことないのですが、楽しいお祭りだそうですよ。
ぜひ、お出かけください。(=^ェ^=)

そんなこんなで、1日中弓三昧の私、、、
私にとってまさに、「弓まつり」でした。



  


2015年01月16日

幼稚園の卒園記念品制作

昨日は、隣町の幼稚園の園児が吹きガラス体験に来てくれました。

卒園記念を作らせてほしい、、、と依頼がありました。

以前は息子たちが通っていた保育園でも、毎年
来てくれていましたが、数年前から無くなりました。

来てくれた年長さん、全員で、、、

隣町はこのあたりでは一番大きな町なので、もっと子どもは
多いかと思っていましたが、全園児で10名だけなんだそうです、、、
それも、合併してこの人数だと、、、

もうひとつ幼稚園があり、そこはもう少し多い。
後は、うちの子たちが通った保育園。
新1 年生は、町内で30名位の予定だそうです。

そっか、、、
どこも少子化が問題だな~


さて、子どもたち。
可愛い男の子3人組。

やけにベラベラしゃべって、ちょっかい出しあって、これは
きっと緊張してるんだな~って思って、緊張してる?って
聞いたら、先生が

「もう楽しみで楽しみで、夜は寝られなかった
朝もすごく早く起きてきたってお母さんが、、、」


って笑って教えてくれました。

そっか~がんばって作ろうね!

『オレ、緑!』

『オレは青!青!』

最後の子は、何か言いかけて、う~~~ん、、、って。

同じ色を選んでも、全然違うものになるから、マネっこにならないよ!
って言ってあげたら、安心したように

『オレも緑!』

とニッコリ。


作業ベンチに座ると、急に借りてきた猫のようにおとなしくなって
終わったら、伸び伸び。笑


大喜びで、帰って行きました。




今朝、窯から出てきた彼らのグラス。

良い感じです~




裏側に、サービスで園の名前と、彼らの名前、そして
このグラスをもらう卒園式の日付を彫っておきました。

楽しい小学校生活を送れますように!

  


Posted by FARO at 17:08Comments(0)吹きガラス体験

2015年01月15日

想いを伝える石文

正月はあっという間に過ぎました。
もう、1月も後半です、、、(@_@)

1月は"行く"
2月は"逃げる"
3月は"去る"

の言葉通り、あっという間に春になるでしょう。

先日は、4月に小学校にあがる双子のお子さん達が、これから
歩いて遠くまで通学することになるので、「お守りに」
お母様から、二人へのオリジナルメッセージの入った
石文のご注文を承りました。

ずっと持っていてくれたら良い、、、

と、コメントをくださったのですが、お子さん達が経験するであろう
様々な場面で、私が作った石文が、お母さんからの言葉を伝えながら、
子供たちを励ますのかと思ったら、本当に素晴らく光栄なことだと感じました。


さて、、、来月のバレンタインデーを見越してか?
今度は「だいすき」の石文のご注文が入りました。



いつも思いますけど、想いが伝わると良いですね〜(≧∇≦)




「ダイスキ、、、」