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2015年01月12日

復活の日?(=^ェ^=)

ちょっと、嬉しいことがありました。
主人が、久しぶりにグラスを吹いています。(≧∇≦)

FAROは、私だけの工房ではないから、主人が製作するのは
当たり前なんですけど、ここ数ヶ月、、、いや
1年以上、こんな風にガラスを吹いていないと思います。

もちろん、ずっと私の製作には、アシスタントをしてくれていました。
そして、時々カタツムリや子ブタの小さな細工物を作ってもいます。
でも、作品を吹くことはありません。

私が何日留守にしても、工房は使われないまま。

なぜかと問われれば、多分一昨年、病で妹を
亡くしたことと、その直後窯が壊れて大変だったことが
原因だったと思います。
燃料費の高騰で窯が維持できず、アルバイトに出るように
なったことも一因でしょう。

ここ最近の口癖が

「どうでもいい」

の主人です。

もうガラスなんてどうでもいい。
面倒なことはゴメンだと、、、

私は、製作を続けました。
ガラスを溶かすことができないときは、ステンドやバーナーで
作りました。
私はガラスが好きです。
毎日触りたい。

でも主人は違うようです。

このままでは、どんどん遠ざかっていく、、、

最近私は、酒器の新作の開発をしています。
私は下戸なので、主人にどう思うか意見を求めたり、
新しく編み出した表現方法を、どうやってできたか?
話して、同じ方向を見て欲しいと願っていました。

一方で主人はもう、ガラスを嫌いになったのかも、、、と、
疑う気持ちもあり、あまり手を煩わせないように、一人で
作れるものを考えるようになりました。

先日も、「今日は一人でできるから(アシストは)いいよ。」と言ったら
「俺はどうしたら?」と言い出したので、こっちがビックリ!

瞬間、(しめた!)と思い、主人のグラスの在庫がずっと無いから
作って欲しいと言ったら、

「あのガラス溶かしたら、作ってもいい」

と、、、

"あのガラス"とは、数年前に某所から流れてきた、廃棄寸前の湿った原料。
ボロボロの袋から、原料がこぼれ出しているような塊が場所を取っていて、
主人はそれが邪魔だと鬱陶しがっていました。

私はすかさずその日、坩堝を空にして、この原料を投入。
バイトから帰った主人に「ガラス変えたから!」と伝えたら、

「え?変えたの?はぁ、、仕方ない、やるか、、、」


イェーイ\(^o^)/




主人は約束通り翌日から、Minamoグラスを吹き始めました。

久しぶりすぎて、うまくできない様子。
1日吹いて、10客、うち半分はボツ、、、( ̄(工) ̄)

それでも、またこうして、FAROの作家として復活してくれたのが
私はとっても嬉しいです。

天邪鬼だから、またすぐに放り出すかもしれないけど、、、(笑)