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2014年12月10日

窯番の夜



窯番です。
主人は、さっきアルバイト先の忘年会から帰ってきました。(笑)

今日は、坩堝の中のガラスを使い切ったので、
原料を投入しました。

大体、1〜2日おき位で、原料を投入します。

ずっとついていなくてはいけないわけではないですが、
うちの窯は微妙な匙加減が必要で、しかも熱電対は
狂ってるのに買い替えできなくて、ほぼ勘で動かしているため、
ちょくちょく見に行かないと恐ろしいことになりかねません。

さっきも長年の経験から培った第六感で、

そろそろ嫌な予感、、、( ̄(工) ̄)

工房へ行くと、案の定バーナーブロックにデッカい
カーボンがびっちり付着して、完全燃焼してない。( ̄◇ ̄;)

それを金属の細い棒で、スコーン!と飛ばして綺麗にしたら、
ガラスの状態を見て、追加投入します。

また後で見て、溶けてきたら長い物干し竿のような鉄の棒で、
攪拌します。
そうすると、むらなく溶融しやすくなり、綺麗なガラスになります。

夜中まで、様子を見守って、温度を下げます。

窯がおとなしく言うことを聞いてくれれば
私たちは朝まで眠ることが出来ます。
  


Posted by FARO at 22:02Comments(0)FAROのこと

2014年12月10日

ガラスが溶け始めました

3日に火入れしてから、何だかんだもたもたしながらも、
無事に熱あげ完了。

昨日から吹きガラスを再開いたしました。

ということで、ご注文、吹きガラス体験も
受付再開しております。



もうガラスやりたくない、、、

とブツブツ言いながら、バイトや窯番で睡眠不足になりながら
主人が頑張ってくれました。



それでも、溶けたガラスを見るのは嬉しいはずです。

これで、灯油が値下がれば言うことなしなのですが、、、( ̄(工) ̄)

火が着いていなくても、ネット販売やバーナーワークで、何とか
凌げることもわかりました。
逆に言えば、着けているだけ苦しいということもわかりました。

それに、私たちの夏の売り上げは、2ヶ月遅れで振り込まれるので、
夏に頑張っておけば、秋は暮らせます。
けれど、借金を返すほどではありません。

来年からは、今年1年のテストを踏まえて、借金も返せる体制に
して行くつもりです。


きのうは、赤く焼けたガラスを、厳かに取り出して、、、

ガラスの学校で、初めて溶けた硝子を見た25年前の
あの日と同じようなドキドキと歓びを、昨日も感じました。

私は、ガラスが大好きです。(=^ェ^=)



工場長も、大好きな窯に火が着いて、幸せそうです。
すでに、マックロクロスケですが、、、(; ̄ェ ̄)
  


Posted by FARO at 08:52Comments(0)FAROのこと猫工場長